青汁に使用されているなかで、昔に理科の授業で聞いたことのある生物がいます。それは“ミドリムシ”。顕微鏡で覗いたことや、教科書で耳にしたことがあるかもしれません。そんなミドリムシがなぜ青汁に用いられるようになったのか、そしてわたしたちにどんな栄養になり、どのような良い効果をもたらしてくれるのかを知っておきましょう！
ミドリムシ（ユーグレナ）って、どんな生き物？
ミドリムシとじゃ、生物でありながら植物としての要素も持っているという大変貴重な生物です。類まれな栄養素を含んでおり、それを食用として活かせないかと各研究機関や大学が培養を試みました。そして、大量培養に成功したのを皮切りに、様々な方面でミドリムシの活用がされるようになったのです。ミドリムシしかもっていないといわれているパラロミンという成分や、ミドリムシを摂ることによって、体内環境が正常化されるといった作用が期待でき、これからもますます活用なされていくことでしょう。
世界中でミドリムシが食されるようになった背景
ミドリムシの大量培養に最初に成功したのはユーグレナ社。沖縄県の石垣島でミドリムシを培養し、多方面へ活用させています。ミドリムシは生物でありながら二酸化炭素さえあれば生きていけるという特殊な構造をしており、温暖な気候で太陽の光をいっぱいに浴びながら、培養されています。そしてそれが全国各地で活用され、青汁の成分としても含まれるようになりました。
ミドリムシが持っている栄養と期待できる効果
ミドリムシには、ビタミンをはじめアミノ酸やミネラルが豊富に含まれており、美容に関する効果が大いに期待できます。便秘改善やデトックス効果をはじめ、体内環境を整えることから冷え性やむくみの改善にも期待できます。血液循環が改善されることから、肌の代謝もあがりニキビやシミ・しわといった肌荒れにも良い変化をもたらすとされています。
また、アレルギー疾患のある人でも摂取して問題ないというのが安心できるポイントです。花粉症やアトピーといった諸症状の緩和や免疫力向上も図れるという驚きの能力です。日頃からミドリムシ入りの青汁を飲むことによって免疫力をあげて風邪予防に、そして生活習慣病の予防にも努めてみませんか？中性脂肪（コレステロール）値が高めという方や、血圧が高いという方にも有効的に作用してくれるとあって、ミドリムシ配合の青汁は飲む人を選ばない優秀なものだと考えて良いでしょう。
