青汁に使用されている食材について知っておこう!「長命草」

青汁に使用されている食材について知っておこう!「長命草」

販売されている青汁に多くに含まれている成分の一つである、「長命草」。名前だけは聞いたことがあるという方はいるかもしれませんが、実際どういった植物なのかをわかっていない方も多いのではないでしょうか。そこでここでは長命草について詳しく解説していきます。

長命草とは…

沖縄といった温暖な気候の土地で主に自生し、海岸添いでみられる多年草。青汁に使用されるだけのビタミンとミネラルをタップリと含み、自生する地域では昔から民間薬として親しまれてきました。抗酸化作用もみられ、血流の改善や活性酸素の除去が期待できる「長寿」のカギとなる植物として扱われています。国産であれば、沖縄や与那国島、九州に主に分布しています。太陽の光をいっぱいに浴びて育つので、生命力が強く潮風に負けずに育ちます。

長命草はどんな働きがあるの?

ビタミン類を豊富に含むと共に、抗酸化作用が期待されるポリフェノールや、緑黄色野菜に多く含まれているカロテン、健康には欠かせない成分であるミネラル類を含んでいます。
ポリフェノールは、若返り(アンチエイジング)のカギを握る重要な栄養素であり、さらにカロテンやビタミンEにも抗酸化作用があるので、活性酸素を除去します。皮膚表面だけではなく、体の内側からキレイで健康を実現する働きが期待できます。
体の内側にもたらされる良い影響としては、血流の改善です。血液がドロドロになり動脈硬化が進むと血流が滞り、様々な病気のリスクが上昇してしまいます。サラサラ血液を実現してくれるので動脈硬化の予防に効果的であるだけでなく、現代人の死因の多くである“悪性新生物(がん)”についての発生の抑制にも有効であるといわれています。

期待できる美容効果は…?

長命草に豊富に含まれているビタミンCによって、シミといった黒ずみの原因とされているメラニン色素の生成を抑える働きが期待できます。また、皮膚の状態を健康に保ち、傷つくのを防ぐと共に理想的な状態に維持するため抗酸化作用が大きく作用します。長命草は抗酸化作用に優れていることから、シミ、しわ、たるみといった肌のトラブル改善をはじめ様々なアンチエイジングに効果があります。女性のマイナートラブルの代表格である貧血の予防にも効果的とされ、鉄分やカルシウムなどのミネラルがたっぷり含まれているので青汁を通じて毎日摂取することでより健康な毎日を過ごせるようになるでしょう。