青汁に使用されている食材について知っておこう!「明日葉(あしたば)」

青汁に使用されている食材について知っておこう!「明日葉(あしたば)」

食生活を改善したいと思って青汁を飲み始めようとしている方、いませんか?野菜不足の毎日から手軽に脱却するには、青汁を毎日飲むことは大変望ましい行動といえます。そこで今回は、青汁に含まれる代表的な成分「明日葉」をご紹介していきます。一体どんな成分で、どういった効果が期待できるのでしょうか。そして、味や風味などの特徴はどういったものなのでしょうか。早速チェックしてきましょう。

明日葉って、どんな植物?

セロリの仲間であり、こちらも店頭で見かけない野菜なので私たちにとっては馴染みの薄い野菜のひとつがこの明日葉。葉を摘んだ翌日にはもう生えてきているという逸話があり、その生命力の高さと栄養素の豊富さが驚かれたことから“明日葉(あしたば)”という名前がついたといわれています。

明日葉に含まれる成分はどういったもの?

明日葉に含まれている成分の中で代表的なものは3つあります。

カルコン

明日葉のみに含まれているといわれているのが“カルコン”と呼ばれるポリフェノールの仲間です。強い抗酸化作用が確認されており、老化防止に役立つ栄養素です。体内の毒素を体外に排出するデトックス効果も期待でき、お肌の酸化(老化)にも一役かってくれる貴重な成分です。

ビタミンB群

元気の源ともいわれるビタミンB群は、エネルギッシュに毎日を過ごすために必要不可欠の栄養素。ビタミンB1が不足してしまうとエネルギーの生産が滞ってしまいますし、ビタミンB2が不足するとエネルギーの代謝が円滑に行われなくなってしまいます。疲れにくく、いつまでも元気な体で過ごすための大事な栄養素なのです。

食物繊維

腸内環境の正常化に欠かせない栄養分。腸内で消化吸収されないので、腸の中をお掃除して便となって出てきてくれる、腸内を駆け巡るモップのような役目のある成分です。便秘解消に効果が期待できます。

明日葉の味や風味はどうなっているの?

明日葉の味は、とにかく苦みが強いというのが特徴です。よく噛みしめていくと甘味が感じられるようになり、苦みと甘みの複雑な味わいが好き!という方も実は結構多いんです。また、セロリの仲間ということもあり香りも強め。青汁に入っている場合は、その量に注目しましょう。クセの強めの青汁には多めに含まれていることが多く、飲みやすい商品をお望みの方は明日葉の配合量を抑えめにしてあるものを選択するとよいでしょう。