青汁を飲み始める際に、単に健康のことを気にして…という方だけではないかと思います。なにか不調があって、青汁を不調の改善のために飲もうかな…と考えたという人もいると思うのです。そこで今回は、便秘にお悩みで青汁を飲もうか検討している方へ、青汁が便秘に効くとされている理由についてお話しをしていきます。
豊富に含まれる食物繊維の働き
よく青汁に、「レタス何個分の食物繊維」が含まれているというような記述があるかと思います。それだけ青汁には食物繊維が豊富に含まれているのですが、食物繊維は腸にそういった働きをするのかご存知でしょうか。食物繊維は人体では消化吸収されることなく、体外に排出されます。体外に排出される際に、腸にたまった毒素や老廃物をからめってくれます。そのため、腸内に宿便が溜まることを防ぐことが出来るのです。そして、食物繊維を消化しようと一生懸命に腸が働くことから、腸の動き(ぜんどう運動といいます)がより活発になり、便秘改善へと動いてくれるというワケです。
善玉菌の増殖で腸内環境改善
腸内環境を良好にするためには、善玉菌の増殖が必要不可欠です。腸の中には悪玉菌と善玉菌が存在しています。腸内の環境のバランスが崩れた状態だと、善玉菌の数が減少傾向になってしまうのです。青汁に甘味を出す成分として加えられているオリゴ糖は、善玉菌のエサとなってくれるので、腸内の善玉菌を増やすことが出来ます。よって、腸内環境をのぞましい状態で保つことが可能になると同時に、便秘体質だった人の体質を改善してくれるように働きかけてくれるのです。
食物繊維の種類に注目!
食物繊維がたくさん入った青汁であれば、なんでも飲めば便秘の改善になるというワケではないという部分だけ、注意が必要になります。食物繊維には水溶性と不溶性という2種類があります。便秘解消に効果がより期待できるのが、水溶性の食物繊維といわれているのです。逆に、不溶性食物繊維だと、便を硬くすることにつながりますので、青汁に含まれている食物繊維の種類には十分注目して商品選択をしましょう!
いかがでしたか?青汁は便秘解消に効果が十分に期待できるということをご理解いただけたかと思います。食物繊維の豊富に入った青汁を飲むことによって腸内環境改善に役立つのはもちろん、飲み方の工夫次第でより効果をもたらすようにもできますので、ぜひ青汁を健康習慣として取り入れてみてくださいね。